OIE 高齢者運動器疾患研究所
Home   |    高齢者運動器疾患研究所について    |    お問い合わせ    |    リンク
ごあいさつ 講演会情報 講演実績 ニュースレター 書籍・DVD 骨と関節Q&A
東京都老人医療センター骨粗鬆症外来板橋いきいき講演会 

「骨粗鬆症」
日時:11月28日(水)
場所:板橋区立文化会館大ホール

講演について
11月28日水曜日に「板橋いきいき講演会」を開催しました。いつもの板橋区立文化会館大ホールです。
655名の方に参加していただきました。
今回は「東京都老人医療センター骨粗鬆症外来」の主催で、こちらの高運研は共催という形でした。
平日開催という初めての試みでしたが大きな問題はなく、参加者の方から「平日の方が参加しやすい」との声があったくらいでした。ホールそのものは土曜日より平日の方が予約が取りやすいという利点もありますので、今後も平日開催を考えていきます。
テーマは骨粗鬆症でした。老人医療センターの森聖二郎先生、名古屋の国立長寿医療センターの細井孝之先生、そして石橋(伊奈病院整形外科部長、当NPO代表理事)がお話しました。
細井先生も石橋も老人医療センターの骨粗鬆症外来には平成11年の設立当初から関わっていて、現在は、森先生が山本精三先生(整形外科部長)などと担当しています。講演会では、3人で骨粗鬆症の基礎から、最前線のオーダーメード医療、そして骨粗鬆症に多い骨折の診断と治療の実際、ホルモンの影響と栄養やサプリメントのことなど多岐に渡ったお話を致しました。
これからも文化会館での講演会を続けていくと思いますが、あそこはどうも階段が多いのが気になっていました。
特に2階席はかなり不便で、ホールロビーからドアをあけてエレベーターに乗って、そのあと2階分くらい階段を上がって、やっと2階席にたどりつきます。または4階分くらい階段を上らなければなりません。
そこでここ数回は、1階席のみを使うようにしていました。ところが、この間の講演会の日に文化会館の職員の方から、来年3月までに2階席へのエレベーターを新設することを聞きました。「文化会館ユーザー」としては嬉しい話です。
次回もよろしくお願いします。今後も、講演会、いきいきニュースを通して良い情報をお伝えしていきたいと思います。
セミナー風景 セミナー風景
会場の文化会館入り口です。
ちょっと閑散としてますが、数分前は行列でした。
入り口に立てた看板です。
こういう大判プリントは印刷屋さんに頼むと何万円もするのですが、ありがたいことに老人総合研究所に学会などでのポスター発表用の 超大判プリンターがあり、それでこの1mx2mの看板を印刷しました。
用紙代のみ研究費から支払いました。節約、節約。

セミナー風景 セミナー風景
12時開場でした。
比較的落ち着いた出足で、ゆとりの受付でした。
スライドと資料を見ながら熱心に講演に聞き入る参加者の皆さん。

セミナー風景 セミナー風景
石橋の骨折のお話です。
ちょっと見えているスライドは 大腿骨頚部骨折の受傷者数がどんどん増えて
現在12万人を超えているという内容です。
優しい語り口の細井先生。
手に持っているのは、先生自身が執筆した骨粗鬆症ガイドラインの解説パンフレットです。
参加の方全員にお配りしました。

セミナー風景 セミナー風景
質問コーナーで質問に答える森先生。
オーダーメード医療についての質問が多く、
丁寧に答えていました。
質問コーナーは、毎回人気があります。
質問の数は100枚を超えますが、
30分で答えられるのは、20枚程度です。
あとは、このいきいきニュースでできるだけお答えしていきます。

セミナー風景
ロビーの様子。
受付をする人、会場のドアへと急ぐ人、体操パンフレットを買う人、ここには写っていませんが
ロビーのソファで腹ごしらえをする人などなど。


アンケートに書いていただいた「自由意見」

    • まずは、「良かった」というコメントです。(88件より抜粋)
      ・いつも講演会に来ています。毎回とってもいいお話を聞くことが出来、次の講演が楽しみです。いきいきニュースも読ませて頂いています。私もまだまだ元気でいられそうなので次の講演会も楽しみにしています。
      ・ご多忙な中、有意義なお話ありがとうございます。生きていきますのに何か希望が持てます。歩ける間は通って参りますので何とぞ宜しくお願いします。
      ・オーダーメイドの治療法が為になりこれからの治療に期待しております。講演会が為になり又このような会をたびたび開いてください。
      ・スライドをすべて印刷してくださったプリントのため、非常にわかりやすい講演会でした(同様多数)。
      ・一部専門的な話で難しかったが、いつもわかりやすく準備・説明して頂き感謝しています。
      ・現在、骨粗鬆症の治療をしています。今の方法で少し安心しました。骨折したことはありませんが、手術の方法等、割と簡単なことを聴いたり説明を見て気持ちが楽になりました。特に資料3は勉強になりました。
      ・骨粗鬆症なので、知人に紹介されて参加して、良かったと思います。来られるだけ役に立つことは学んでいきます。
      ・今日はよい講演会をして頂いてありがとうごいました。もっと大勢のかたに聴いていただけたらよかったのにと思いました。
      ・最後の質問コーナーは身近でよくわかる説明だった。ありがとうございました。
      ・大きなスライドでの説明は簡単にして要点をはずさず、理解しやすかった。医学専門用語の乱発もなかったのが、年寄りにはよかった。
      ・漠然と解っていたことが具体的に説明して頂きよかった。
      ・友人に誘われ出席しましたが、大変勉強になりました。
      ・毎日病院でやっていただいたのがよくわかりました。
      -分かりやすかった、有意義だったというご意見を多数頂きました。ありがとうございました。

      次に、「ここのところがちょっと」というコメントです。(25件より抜粋)
      ・演者の方の話すスピードが少し速いように感じました。(同様多数)
      ・早口で語る先生が多い。老人にもわかりやすく、少しゆっくり語って頂くと助かる。(同様多数)
      ・我々の年代は横文字に弱いのでその説明が欲しかった。
      ・ちょっと専門的で難しかった。だが、家へ帰って、パンフレットで研究します。
      ・私の耳がだんだん悪くなっておりますので、そのためと思うのですが、本日のお話、語尾が聞こえず残念でした。全部解ればどんなに良かったことでしょう。
      -そうですね。早口になりがちでした。お話する分量が多いので難しいところですが、反省してい
      ます。マイクの音声もよくチェックします。貴重なご指摘をありがとうございました。

       「こんなふうにしてもらいたい」というご要望です。(13件から抜粋)
      ・資料があり解りやすかった。町会など掲示板に貼ったらもっとよかった。
      ・診療の時はあまり詳しく聞き難い時もあるのでこういう講演があると解りやすくとても良いと思います。又住んでるところが埼玉なので郵便などで案内が来るとありがたいです。
      ・次回は人工骨頭を入れた人の注意点・リハビリ等(今は病院ではリハビリはあまりやってくれないです)について少しお話下されば幸いです。
      ・栄養士の方による食品の組み合わせも少しあると良いと思います。
      ・講演会資料の「ごあいさつ」が横に長く見づらいので段組を行って欲しい。
      ・内容が参考になった。近くの病院に通院していますが、薬の内容をもっと詳しく知りたい。
      ・郵便のような物で案内が欲しい。
      -了解しました。建設的なご意見をありがとうございました。どんどん取り入れていきます。

      最後に色々なコメントです。(19件から抜粋)
      ・骨折もしないで生きていられることに感謝しています。お世話になりました。
      ・今までは土曜日が多かったがウィークデイの方がよい。
      ・思い当たることが多く切なくなりました。
      ・寝たきりにだけはなりたくないと思って、日々努力しております。本日のお話を参考にさせて頂き、今後もがんばっていきます。ありがとうございました。
      ・文化会館が会場の時は出席したい。
      ・毎日体操をして、天気だと200歩公園を歩いて、1ヶ月のうち、20日くらい外出することがあり、山登りもできます。山梨で生まれたので、山は私の命です。体の内部の病気を若いうちたくさんしても、体操と、体を動かすことで、何年も風邪もひかず、今年の検査も、どこも異常がなくてうれしかった。面倒くさがらずに、身をきたえ、家族に迷惑をかけたくないと思い、毎日どのような事があっても苦にならない嫁夫婦・孫夫婦と暮らしているが、何事も良いほうに考えるので楽しい毎日です。
      -たくさんのコメントをありがとうございました。何事もよいほうに考える、いいですね。幸せへの第一歩はそこからだと思います。

過去の実績一覧へ戻る
Orthopaedic Institute for the Elderly © 2009