「急な痛みが出たときに知っておくとよい知識と対策」
【日 時】 平成28年 7月24日(土) 9:30~
【場 所】 板橋区立文化会館 4階大会議室 (東武東上線 大山駅徒歩3分)
【講習内容】
①講演
「急な痛みが出たときに知っておくとよい知識と対策」
NPO法人 高齢者運動器疾患研究所 代表理事
医療法人社団愛友会 伊奈病院 整形外科部長 石橋英明先生
②みんなでロコテスト
片足立ち持続時間測定
30秒イス立ち上がりテスト
③いきいきロコモ体操
「スクワット、片足立ち、かかと上げを歌に合わせてやってみよう」
歌に合わせて参加者全員で、ロコモ体操をしました。
④歌
「ロコモパーティ明日のために」
⑤質問コーナー
皆さんのお悩み、質問に演者が答えていきました。
【講習会について】
平成28年7月24日の日曜日に板橋区立文化会館4階の大会議室で、「第11回板橋いきいきロコモ講習会」を開催しました。
今回のテーマは、「急な痛みが出たときに知っておくとよい知識と対策」でした。
講師は、高齢者運動器疾患研究所(高運研)の石橋英明代表理事です。
250名以上の方にご来場いただき、会場は超満員でした。
今回の講習会は、急な痛みへの対策ということで、日常的に多い打撲や捻挫をはじめとして、骨折や関節炎、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、リウマチなどさまざまな痛みの原因となる病気の基礎知識と、知っておくとよい初期の対処法の紹介です。
痛みがある場合、医療機関に行ってよいものかどうかといった判断や、その後の治療方法がわからず不安になっている人は少なくありません。医療機関に行った方が良いかどうかの判断のポイントなどを丁寧に解説しました。
また、骨折していたとしても、レントゲンで骨折がわかりにくいこともあるので、「骨折はないよ」と診断されても痛みが1週間以上持続したら再受診しましょう!といった話や、脚や腰の骨折であれば救急車、手や腕の骨折であればタクシーを使って病院へ行きましょうなど、具体的な話もありました。盛りだくさんな内容でしたが、皆さん真剣にかつ楽しく話を聞いておられました。
石橋先生の講演のあとは、「みんなでロコテスト!」を実施しました。
今回は、埼玉医大の新井先生と丸谷先生が担当でした。参加者全員で片脚立ちや30秒椅子立ち上がりのテストを実施しました。「いきいきロコモ体操」と胸に書かれた高運研の青いポロシャツが、皆さんに好評でした。
ロコテストのあとは、皆さんお馴染みの「いきいきロコモ体操」です。
今回は石橋先生と日本医療科学大学の旭先生の2人での実演となりました。下肢筋力強化のスクワット、バランス強化のための片足立ち、ふくらはぎ強化のかかと上げなど会場の皆さんと一緒に行いました。
その後、幻の名曲(?)である石橋先生作詞・作曲の「ロコモパーティ明日のために」を披露させていただきました。
「思いっきり動けるからだで前向きに歩いて行こう」というメッセージをこめた歌です。
高運研のスタッフが、先にもでてきましたお揃いの青いポロシャツを着て、歌を披露しました。参加者の皆さんも温かくご静聴いただき、ありがとうございました。
最後は皆さんからのお悩みやご質問に演者がお答えし、会を終了しました。
たいへん大勢の方にご参加いただき、感謝申し上げます。
|