「変形性ひざ関節症の予防・治療・運動のすべて」
【日 時】 平成27年4月18日(土) 午後1時~4時 (午後12時開場)
【場 所】 板橋区立文化会館 大ホール(東武東上線 大山駅徒歩3分) 地図はこちら
【講演内容】
*開演前に、超音波測定器を用いた骨量測定を行いました。
①講演1
「知っておくと得をする!変形性ひざ関節症の予
防・治療のすべて」
高齢者運動器疾患研究所 代表理事
伊奈病院 整形外科部長 石橋英明先生
②講演2
「多すぎても少なすぎてもダ
メ!運動の注意とやっていいこと、悪いこと」
埼玉医科大学保健医療学部理学療法科 教授
藤田博暁先生
③10年会員表表彰
*「いきいきロコモ友の会」の10年会員の方々に感謝の気持ちを込めて表彰状を
お渡ししました。
④ロコモ川柳発表表彰
*100句近い応募の中から優秀作5句を発表し、表彰しました。
⑤いきいきロコモクイズ
埼玉医科大学保健医療学部理学療法科 講師
新井智久先生
⑥いきいきロコモ体操
~スクワット、片脚立ち、踵上げをやってみよう!~
橋英明先生&藤田博暁先生
⑦質問コーナー
石橋英明先生&藤田博暁先生
【講演会について】
4月18日、春の日差しは穏やかでしたが、春風が吹き荒れ、薄寒さの残る中、「第20回板橋いきいき講演会」が開催されました。
737名という、数多くの方にお越しいただき皆さま、ありがとうございました。
今年はNPO法人高齢者運動器疾患研究所の創設10周年ということもあり、様々な催しを行いました。
午前中は先着希望者に対し超音波測定器を用いた骨量測定を実施しました。
骨量は骨粗鬆症の評価法の一つです。骨粗鬆症はなかなか気付かれにくい病気ですので、骨量測定を通して早期発見、早期治療に繋がることを期待しています。
午後1時からは講演会です。冒頭で10年会員(全員で70名、うち当日の参加21名)の方々の表彰を行いました。
代表で新井トミ様が壇上に上がられ、表彰されました。新井さんは数々の病を克服し、現在もお元気に講演会や講習会に参加してくださっています。
新井さんは「この会のおかげで数々の病気を乗り越え、元気でいられます。」とコメントされ、会場の皆さんからは大きな拍手が送られました。
講演会は石橋先生より「知っておくと得をする!変形性ひざ関節症の予防・治療のすべて」と題して変形性ひざ関節症の概要や治療方法、グルコサミンなどのサプリメントのこと、最新治療のことなど新知見も踏まえたお話をいただきました。
続いて藤田先生より「多すぎても少なすぎてもダメ!運動の注意とやっていいこと、悪いこと」と題し、ひざを守るための適切かつ簡単にできる運動を紹介していただきました。
石橋先生、藤田先生の講演後、当会初の試みロコモ川柳の上位5句の発表および表彰が行われました。今回91句と多くの川柳が集まりました。どれもとても面白く、共感できるというものが多くありました。
その後、新井先生のロコモクイズが行われました。階段の上り下りでは膝関節に体重の4〜8倍の荷重が加わるとのこと、石橋先生、藤田先生の話にもありましたが、脚の筋力をつけることの重要性がよくわかりました。
最後は会場全体でロコトレを行い、質問コーナーで終了となりました。
今後も講演会や講習会を通して楽しく学んで元気になっていただければ幸いです。
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