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へバーデン結節とは?
DIP関節の手の甲側(背側)に腫れ、痛み(特に押した時)、時に赤みが生じます。
多発性(多くの指に生じる)、両側性(両手に生じる)が多く、通常一つの指から始まり、次第に他の指にも生じます。
何故起こるの?
年齢の積み重ねの他、遺伝も関係すると考えられています。
どのくらいの人に起こるの?
中高年に多く、圧倒的に女性に多く生じます。
どんな症状が出るの?
DIP関節の手の甲側(背側)に腫れ、痛み(特に押した時)、時に赤みが生じます。
多発性(多くの指に生じる)、両側性(両手に生じる)が多く、通常一つの指から始まり、次第に他の指にも生じます。
どんな検査があるの?
単純レントゲン検査で骨の変形や硬化(白っぽく見える)、関節裂隙の狭小化(骨と骨との間隔が狭くなること)等がみられます。
どのように診断するの?
関節リウマチを心配して来院される方も多いので、上記のような症状のある方に対し、レントゲン検査の他に関節リウマチの検査も行なうことがあります。
どんな治療があるの?
基本的に保存的治療(手術をしない治療)をします。
消炎鎮痛剤の使用(飲み薬、塗り薬など)で通常、症状は軽減あるいは消失します。ごく稀に手術(関節固定術)をする場合もあります。
その後はどうなるの?
症状には波があり、消長を繰り返し(出たり消えたりし)ますが、やがて痛みは軽減します。関節の屈曲拘縮(曲がって伸びないこと)が程度は様々ですが残ることになります。
また、手術をした傷が硬くなり胼胝(たこ)のようになって痛く感じる方もいます。
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